葉状腫瘍
乳腺線維腺腫に似たしこりがみられるのですが、
稀に悪性で生命に関わることのある病気として
「葉状腫瘍」があります。
葉状腫瘍は、しこりが急速に大きくなる、ということが特徴です。
多くの場合、数ヶ月で5センチ以上のしこりが、できてしまいます。
この点が、乳腺線維腺腫と葉状腫瘍の違いです。
葉状腫瘍は、40〜50代の人に多く発生する傾向にありますが、
それだけとは限らず、10代から高齢者まで、
発症する可能性があります。
硬くて弾力性があったしこりが、大きくなるに連れて、
やわらかく、
ぶよぶよとした感じになり、
赤く腫れたり、痛みを伴ったり、
潰瘍を起してしまうケースもあります。
葉状腫瘍の多くは、良性のものですが、悪性の場合もあります。
肺や骨に転移するといったケースもありますので、
まずは、医師の診断を受けましょう。
また、乳房の病気の多くは
「乳がんかどうかの鑑別は、素人にはできない」という認識が大事です。
葉状腫瘍を発症していて、その後に乳がんになった場合に、異常に気付かず、
放置していたら乳がんだった、という可能性もあります。
それらのことを防ぐためには、医師の診察を定期的に受ける、ということが
必要となっていきます。
もしも、乳がんが見つかった場合でも、早期に治療を開始すれば、
救命できるという場合が、多いのです。
